このまま手をつないで

既婚、ビアンカップルな私と彼女。


言葉足らずな私と寂しがりやの彼女、
何度も離れて、でもまた繋がって。


毎日の何気なかったり
結構な修羅場だったり(笑)

そんな二人の出来事を
呟いていけたらと思います。

2人の、始まり。-vol.4-

以外と長くなっちゃった

私たちのこれまで、話。


今回、ちょっと、いや


かーなーり


リアルに近い感じで

再現しているので


後半、ちょっとした

官能小説並みな内容になっております((((;゚Д゚)))))))


いやそういうのはちょっと(−_−#)

という方はこちらで回れ右お願いいたしますm(_ _)m
















コンサートが、終わったのは

夜9時前。


夢のような素敵な時間を過ごして


もうテンションMAX♡♡


ただ、ずっと立ちっぱなしで

飛んだり跳ねたりコーフンしたりで


ふくらはぎがあり得ないくらい

つっちゃって。


待ち合わせの、駅までなんとか

辿り着いたけど


ちょっと歩いて立ち止まり(T ^ T)


ペンギンみたいにヨチヨチ歩いて

ると


みゅうからラインが。


「もうすぐ駅だよー」


『ごめん、足がバカでゆっくり向かってる』


「大丈夫?気をつけてね。」


やり取りしながら


なんとかエスカレーターへ。


再び、ライン。


「ねぇ、気付いてない?」



『ん?


まだ着いてないよ。』



「えーとね


後ろ、みようか。」



痛みの中

振り向くと



笑いをこらえたみゅうが。



なんで⁉️



「いや、さっきあたしの前

通り過ぎたからね(笑)?」




スマホ見ながら痛みにやられながら


待ち合わせ場所いくことしか

考えないで歩いていたから



全く気づかなかった∑(゚Д゚)



「おばあちゃんいつ気づくのかと

思ってたけどそのままエスカレーター乗っちゃうからさー(笑)」



『いやおばあちゃん言うな(−_−#)

ってまあおばあちゃん並みな足取りだけど(−_−#)』



実に会うのは6年ぶり。


なんとも締まらない再会、

になっちゃったけど


それが逆に

緊張をほぐしてくれて。



なんとか、ホテルに到着。


とりあえず


いきなりでごめん!と断り入れて


ベッドに横たわる。




するとみゅうが


「大丈夫?」

ってふくらはぎを

ゆっくりさすってくれた。


すごく気持ち良くて、



『ありがと。』


ってみゅうの顔を見上げた。


ら。



なんか、顔赤い?



目があった瞬間、さっと逸らす。



『…どした?』


思わず身体を起こして



隅っこで、うつむくみゅうの顔を


下から覗きこんでみた。



色白なみゅうの顔が


どんどん赤くなっていく。



「恥ずかしいから、見ないで。」



……。




気がついたら



うつむいたままのみゅうに


キス、してた。



「えっ、や…」



キョどるみゅうの頭を押さえて


もっと深いキスをした、ら


「待って待って待って…」



え、泣いてる?


い、いやだった?


『ご、めん…』



途端にあたしも素に戻る。



「違う、違うの…」


下を向いてイヤイヤって首を振る

みゅう。




くっそ可愛い。


ヤバい、なんでこんなに

がっついてんだ。


あかん、このままじゃ

襲ってまう、あたし((((;゚Д゚)))))))



『…ご飯、いくか。』



とりあえず頭、冷やそう。






久々の2人飲み。


それはそれですごく楽しかった。


いっぱいお喋りしながら


目の前でニコニコお酒を飲んでる

みゅうを、見てるだけで


あたしも嬉しくて

ついついお酒も進む。


帰り道


並んで歩くみゅうの手を

そっと握ってみた。



一瞬ビクッとしたけど


…嫌がらない。


酔った勢いで

恋人繋ぎにしてみた。


…嫌がらない。



顔が、ニヤける。



ヤバい。嬉しい。



近くのコンビニで

飲み物買って


部屋に戻った後


気持ち的には

そのままなし崩しに

いっちゃいたかったけど


さっきの涙が


引っかかっていて。



気持ち落ちつかせて


代わりばんこに



シャワーを浴びて。



部屋に戻ったら


みゅうが、ベッドに座っていたから


隣に座って


髪を撫でながら


そっと耳元にキスをした。


「あっ…」って可愛い声を出すから


もう我慢できなくて



ゆっくりベッドに、押し倒す。



上から見下ろすと


みゅうがまた、ウルウルしてる。



『嫌…?』


って聞いたら



「違うの、ただ緊張しちゃって…

ドキドキしてどうかなりそう

ずるいよ、りこ全然フツーで

私ばっかりこんな…」



真っ赤な顔を手で隠しながら

小さな声で呟くみゅうが


可愛いすぎて


話の途中だったけど

キスして唇を塞いでしまった。


身体を震わせながら

しがみついてくるみゅう。


ゆっくり唇を舐めて

開いた唇に舌をねじ込んで

口の中を舐めあげていくと、


「はっ…あ…」

可愛い声が漏れてくる。



『みゅう、すごいエッロい顔してる…』


囁きながら、耳の中や耳たぶを

ゆっくり舐めると


「ああっ…!」

声がワントーン上がる。



ああ、みゅう耳弱かったんだよなー。

相変わらず感度いい…



耳を舐めながら

パジャマの上からゆっくり

みゅうの胸を撫で上げる。


「ん、あっ、りこ、やあ、」



胸を触る私の手を

みゅうが、たまらない感じで

掴んできた。



ちょっと急ぎすぎ、かな。



あたしはもう一回


『みゅう、嫌、かな。』


って聞いてみた。




そしたら


震える声で



「ずっと


ずっと好きだったの。


別れてからもずっと。


でも、

りこはもう戻る気ないみたいだから、


こんな気持ちのままいたら


迷惑かけちゃうから、だから

離れてたの。


またこんな風になれて、

すごくキンチョーしちゃって…

だから、嫌なんじゃなくて…」





そう、だったんだ。


あたしは


何にも分かってなかったんだな。




何度か再開したやり取りの中で




考え方も距離の取り方も

違うあたしたちが


また恋人をやれるのか、


また傷つけてしまうんじゃないか



フツーに友達として

仲良く出来ればそれが一番

いいんじゃないか。




みゅうはきっとそんなあたしの

気持ちを感じ取って


友達として側にいようと、頑張って


でも、しんどくなって


それで離れていたんだな。




単に亀レスなあたしに

愛想尽かしてたわけじゃなかったんだ。


あたしは


また、いつもの気まぐれ姫が

顔だしたんだな、やれやれ。



なんて思っていて。





『ごめんな、みゅう。


ごめん。』



あたしはキスしながら


改めてみゅうをぎゅっと抱きしめた。



「ねぇ、りこ。」


みゅうが、潤んだ目で

私を見上げながら

囁いた。



「あたしを、抱いて?」




あたしの中で


何かが切れて



もう、止まんなかった。



久しぶりに抱いたみゅうは


柔らかくて、

一生懸命声をこらえる姿が

たまんなく色っぽくて


『我慢しないで、いい声聞かせて?』


って奥に入れたままいいところを

擦ってあげると


声になんない声を出して


身体をガクガク震わせて


指ごと持ってかれそうな締め付けに


あたしも快感が襲ってくる。



「やあっ、も、イク…」


絞り出すようにいいながら

痙攣してイク姿を見ながら


あたしも、いわゆる


タチイキ、しちゃいました…





みゅうって、こんな激しかった?

ヤバい、これたまらんわ…





恥ずかしいのか、手で顔を隠しながら

「もう、バカバカバカ…」

ってブツブツ言ってるみゅうに

そっとキスをして。




『好きだよ。』



って囁いたら



「あたしも、大好き。」って

首に腕を巻きつけて抱きついてきた。




苦しい。


でも、可愛い。





そんなこんなで、


めでたく再び結ばれた


私たちでした。



次回からは



普段の私たち、や



先日私の住む街に

遊びに来てくれた時のことなど



お話していけたらと


思います✨



長〜い回になっちゃいましたが

読んで頂いた方、ありがとうございました(^◇^;

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